総合商社からアジアMBA(から起業)

NTU(南洋理工大学)MBAで学びながら今後のキャリアについて考える

MBA受験について(概論)

ここでは私がNTU合格の為に何をやったか、という記録を書かせていただきます。

 

スケジュール

2015年夏頃 MBAの受験を真剣に検討し始める

2015年8月  まずは実際に学校を見てみたい、と思い

                      当初興味を持った欧州の学校にキャンパスビジット

2015年12月   1回目のIELTS受験

2016年3月  2回目のIELTS受験

2016年7月     3回目のIELTS受験

2016年8月  志望校をNTU(NUS、SMU)に変更

         本腰を入れて勉強することを決意

2016年9月  4回目のIELTS受験

2016年11月   5回目のIELTS受験(出願スコアOA6.5獲得)

2016年12月   1回目のGMAT受験

2016年12月   2回目のGMAT受験(出願スコア610獲得)

2017年1月  キャンパスビジット(NTU、NUS、SMU)

2017年3月     NTU出願

2017年4月  NTU面接

2017年4月  NTU合格

 

志望校決定まで

 下記記事の余談のところでも書きましたが、MBAを検討し始めた当初は欧州の学校を第一志望としていました。2015年8月にはキャンパスビジットもしてみたものの、その後何となく勉強に身が入らず、IELTSを不定期的に(気が向いた時に)受験しつつ2016年の夏を迎えました。

 

asiambantu.hatenablog.com

 

気合を入れなおしたのは2016年8月です。私が当時所属していた部署の業務は例年3月から8月初旬まで多忙を極めるため、MBA受験対策に十分な時間を割けるのは実質的に8月から2月でした。このことから、2017Intake(出願締切が2017年3月)を目指すのであれば、エッセイ等の出願準備に2017年1~2月を費やすとして、2016年中には出願スコアをクリアする必要があり、「自分はそもそも折角の業務が落ち着いて、プライベートを充実させられる時期を勉強に捧げるまでしてMBAに行きたいのか」、ということを自問しました。結果的にはこの作業は自分にとって非常に重要で、将来の目標を改めて見据え、志望校選定を改めて行うことに繋がり、またここで考えたことが最終的にはエッセイや面接でのネタの核の部分となりました。

 

 

目標設定

時間的制約がある中で、最低限の努力で合格すべく、IELTS及びGMATでの目標スコアを設定しました。目標はIELTS6.5、GMAT600です。

これは一般的にMBAを目指す上での目標スコアとしては非常に低いです。

数字の根拠としては、NTU自身が出願要件として設定している最低ラインが上記だからです。また、過去に合格した方の情報をインターネットで調べる限り、上記得点を獲得した上で、エッセイをきちんと書けば面接には呼ばれるであろう、と判断しました。

実際に最終的なスコアはIELTS6.5、GMAT610ですので、目標設定は正しかったと思います。

(但し、合格者のGMAT平均スコアは600点台後半ですし、同級生にGMATの得点を教えた時には「同級生の中で一番低いんじゃないの」と驚かれました。真偽のほどは確かめていませんが。。。また、英語力も日本人以外は皆非常に高いです。)

 

 

概論はここまでです。IELTS、GMAT、エッセイ、推薦状、面接については後日投稿予定の「MBA受験について(各論)」に記載します。